とりあえず3年の意味/根拠/第二新卒での転職を成功させるコツを解説!
就職したら、とりあえず3年は続けなさい。
1年や2年で辞めてしまったら、次の仕事なんて見つからないよ。
新卒で入った今の会社を辞めたいけど、こんな言葉がひっかかってしまう…
という方は多いかもしれません。
たしかに、「3年未満で辞めるってダメなことなのかなあ」と思うと、どうしたらいいか分からなくなってしまいますよね。
でも実は、最近「とりあえず3年」に縛られるのはもったいないという考え方が広がってきています。
新卒で入社した企業を、3年未満で辞めて再就職をし、毎日楽しく働いている人も多いです。
「とりあえず3年」いなくても、転職を成功させることはできるんです!
とはいえ、この言葉の意味や根拠も、気になるもの。
ここでは、「とりあえず3年」と言われる理由と、新卒3年未満で退職しても転職を成功させるコツをご紹介します。
仕事を辞めたいけど、まだ3年経っていないから悩んでいる…
という方は必見ですので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
何が理由なの??「とりあえず3年」と言われる3つの理由
「とりあえず3年」。
こう言われるのには、3つの理由があります。
一つずつ、ご紹介してきましょう。
ことわざ「石の上にも三年」に則って
えっ!そんな理由!?
と思われるかもしれませんが、そんな理由です。
「石の上にも三年」とは、「冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。」という意味。(大辞泉より)
初めは辛いかもしれないけど、入社してから3年間辛抱すれば、うまくいくようになるよ。
という解釈です。
ただ、4年制大学をストレートで卒業しても、入社3年経てばもう26歳。
その3年間ってすごく貴重ですよね。
なのに、それをただただ「辛抱」で使うのはいかがなものでしょう…
また、結婚や出産といったライフイベントがやってくる時期でもあります。
好きな仕事をして、結婚して、子育てをして…
と思い描いている方にとっては、この3年間を好きでもない仕事に費やすのは苦しいと思います。
もちろん、結婚を考えていなくても、若いときの時間の貴重さは同じ。
「新卒入社の社会人ビギナー」という、ある意味自分を守ってくれる肩書があるうちに好きな仕事に打ち込んで、失敗しながらも成長した方がよっぽど実のある3年間を過ごせそうです。
企業が採用にかけたコスト回収のため
これは、完全に企業側の事情です。
採用というのは、お金がかかります。
会社説明会の会場代や人件費、パンフレット代や新人研修経費を計算すると…
1年やそこらで辞められたら企業としては、赤字。
一般的にこれらのコストを回収できるのに3年かかると言われているため、
「3年以内に辞めても次が見つからないぞ」「これからじゃないか」などと言って、必死に引きとめるわけです。
(もちろん、本当にもったいないと思って引きとめてくれる人もいます)
採用にかけたコスト分は、会社に利益をもたらしてほしい、というのがホンネですね。
3年間は慣れるための時間だから
社会人になってはじめの3年間は、仕事だけでなくビジネスマナーや仕事の進め方を覚える時期でもあります。
その分、わからないことも多く、上司や先輩からお叱りを受ける場面も多々…。
それを乗り越えて、仕事に一通り慣れてからじゃないと「自分に向いているかどうかわからない」ということですね。
でも、「やりたい仕事だけどまだ成果が出なくてしんどい」のと、「やってみたけどこの会社の考え方がそもそも合わない」のとでは大きな違いがあります。
やみくもに、「慣れてないだけ」だと言い聞かせて3年を棒に振ってしまうのは…おすすめしません。
慣れの問題なのか、本当に向いていないのか、自分では分からない…
という方は、一度プロに話を聞いてもらうと、スッキリしますよ◎
「とりあえず3年」に縛られない!今の仕事を辞めて転職活動を成功させるコツ
「とりあえず3年」と言われる、3つの理由を紹介してきました。
ざっくりというと
✔「石の上にも三年」ということわざがあるから
✔企業が採用にかけたコストの回収ができるから
✔まだ慣れていないだけかもしれないから
という理由でしたね。
え、これだけなの…?
と拍子抜けした方もいらっしゃるかもしれません。
そして、
こんな理由で3年間も縛られるなんて…
と、転職したい気持ちが大きくなった方も多くいらっしゃるでしょう。
もちろん、ちょっと怒られただけで、すねて辞めるというような理由であれば、もう少し今の仕事を続けるのもいいかもしれません。
でも、
本当に辛くて毎日が憂うつ
上司の言っていることに全く共感できない
このままずっとこの会社にいると思うとゾッとする
という方は、「とりあえず3年」に縛られる必要はありません。
とっとと辞めて、素敵な会社を見つけましょう!
それに最近では、第二新卒というカテゴリーもあるほど。
第二新卒とは、新卒入社の会社を3年以内に辞めて就職活動をしている人のことで…
そう!まさに今、この記事を読んでいるあなたのことなんです!
実は、この第二新卒にはかなり需要があります。
基本的な社会人マナーはあって、なおかつ前職のカラーに染まりきっていないため、多くの採用担当者が欲しがる人材なんです。
だから、自信を持って転職活動をして大丈夫です!
…といっても、やっぱり本当に次の就職先が見つかるのか不安ですよね。
そんな方が、就職活動を成功させるコツ。
それは、第二新卒に強い転職エージェントを使うことです◎
第二新卒に強い転職エージェントって?3つの特徴を押さえよう
転職エージェントとは、カウンセリング(面談)を通して求職者の希望を聞き、それに合った会社を紹介してくれるところ。
ほかにも面接の練習や履歴書の作成など、就職活動に関するさまざまなサポートを、無料で行ってくれます。
ただ、そのサポートの内容や充実度は、正直なところエージェントによってまちまち。
カウンセリングの質、紹介される会社と自分と相性の良さ、面接対策の緻密さは、ピンキリなんです。
だから、やみくもに転職エージェントを頼っても、あまり意味がありません。
大切なのは、第二新卒に強い転職エージェントを選ぶこと!
具体的には、以下の条件に当てはまっているところがおすすめです。
✔アドバイザーがじっくり相談に乗ってくれる
✔しっかりと企業調査をしたうえで紹介している
✔フリーター/第二新卒での就職実績が豊富
まず大切なのが、アドバイザーがいかに親身になってくれるか。
相談したいときに気軽に連絡ができたり、じっくりと話を聞いてくれるところだと、安心です。
「専属のエージェントがいる」「丁寧なカウンセリングに評判がある」というエージェントがおすすめですよ◎
次に大切なのが、紹介する企業をしっかり調査しているか、ということ。
企業は、求人を出すときにわざわざマイナスなことは言いません。
どうにかいいイメージを持ってもらおうと、表現に工夫をするものです。
だからどうしても、入社前と入社後でギャップが生じてしまうケースが多くなるんです。
(今いる会社への違和感も、このギャップだという方も多いのではないでしょうか…)
実際に企業へ足を運んで雰囲気をチェックしている、また福利厚生の充実度を調べているエージェントだと、このギャップが生まれにくいですよ◎
そして、忘れてはいけないのが実績。
何年もキャリアを積んだ人の転職がうまくいくのは、ある意味当然。
そこではなく、「フリーターや第二新卒からの転職実績」が豊富かどうかを、確認してくださいね。
安心して第二新卒から転職活動をするなら、ここ!
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
「とりあえず、3年」という言葉に縛られて、苦しい思いをしている方のお役に、少しでも立てていたら、嬉しいです。
先ほど「第二新卒でエージェントを選ぶポイント」をお伝えしましたが、すべての条件をクリアしているおすすめの転職エージェントがあるのでちょこっとご紹介させてください!
それは「第二新卒エージェントNEO」というところなのですが、こんな特長があるんです。
✔実際に企業訪問をして厳しいチェックを実施
✔アドバイザーがじっくり相談に乗ってくれる
✔離職率が高い、研修制度が不十分などの働きにくい会社は排除
✔相談しやすさ・面接対策の充実度・入社後満足度のアンケートで1位を獲得
✔入社後もフォローが続く
もちろん、利用料はかかりません。
「まだ転職するかは決められないけど、ちょっと話を聞きたいな…」という方も気軽に相談できるので、使ってみてくださいね。
「第二新卒エージェントNEO」の公式サイトは以下から移れますので、気になる方はぜひ、のぞいてみてください♪
あなたが、あなたらしく働ける会社に出合えることを祈っています!